Choices, choices, choices!

先日、Open Network Lab(以下、ONLab)に参加するスタートアップチームヘUXデザインのメンタリングをChris、Paul、Eikoで行ってきました。

今回のラインナップ:

  • Picteen: 若い女性向けプリクラ風写真アプリ
  • Dreampass:映画館でのオンデマンド上映をするO2Oサービス
  • Qiita: エンジニアの知識共有サービス
  • Kwl-e: デザイナーの作品や評判を共有するサービス
  • Feel on!: イラストでつぶやきの感情を表現するTwitterアプリ
  • Jumvle: 近くの人と物の譲り合い(売り買い)ができるサービス


先日のメンタリングセッションのように、ユーザがサービス内容を理解できるか、価値の感じてくれるか、人へ紹介したいと思えるか、ということに影響する課題について、デザイン案のスケッチやコピーや機能の優先度の見直しをしました。

各スタートアップはそれぞれ異なったミッションやリソース、仮説、課題などを抱えていても、UXデザインで達成する目的はたいていひとつのテーマに絞り込まれていきます。それは、無数の取捨選択により見えてくること。

ひとつのアクションを他より強調する選択。機能の量で競うのではなく、自分の強みで戦うという選択。意図が伝わるような言葉やフォント、色味の選択。何かを提供する的確なタイミング、何かを尋ねる的確なタイミングの選択。もっと見せるべきところ、もっと隠すべきところの選択。予測できる当たり前のことをすべきとき、予測できない驚きをもたらすべきときの選択。

これらの選択肢が、自分のプロダクトのアイデアや価値がどのように世の中に伝わっていくのかを左右させることとなるのです。デザイナーとして、これらの選択肢を提案し、たとえ単純の洗い出すだけだとしてもそれは毎回楽しい瞬間です。

ONLabのHiro Maedaさん&Yuka Yamaguchiさんに感謝! 次回も楽しみにしています。

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