February 21st, 2012

新たなサービスにとっての、ロゴの役割とは

Written by Eiko Nagase

AQでは、ウェブサービスの立ち上げや刷新の際にロゴのデザインも同時に行うことがあります。ロゴというものへの価値観というのは人によって温度差があるもので、特に自社サービスを素早く立ち上げようとする創業者の場合、ロゴには関心を示さないということもあります。

ロゴってなんでそんなに大事なの? と問われるならば、答えとしては「それはあなたのプロダクトの名札だから。」ということでしょうか。アップル!スタバ!と言われれば、ロゴが自然に頭に浮かぶように、その存在をイメージと自然に結びつけて記憶しているのだと思います。このように、ロゴは広報的にも重要なのは言わずもがなですが、チーム内へも大切な役割を果たします。

先日、旗揚げしたばかりの劇団「劇団植民地」のロゴと名刺の作成を依頼されたのは、劇団名やコンセプトを決め、俳優や劇場探しの最中といった準備期間で、これから初演に向けて動き出すという段階でした。そんな中でのロゴの役割は、主催者の理念や様々な解釈を含む劇団名への理解をカタチにすることで、チームと共通の認識を得ることにあったと思います。

チームのステークホルダーが、ロゴのデザインのような、プロダクトの鍵となるようなプロセスに関わることは、このコンセプトが実現するための鍵になるように感じています。

例えば「劇団植民地」では、出来上がったロゴを見た主催者3人がともにうなずいてくれた時に完成されました。なぜこの選択が正しかったのか、もしかすると彼らは違う言葉で表現するのかも知れませんが、どのように、なぜこのロゴが生まれたのかを共有できていることが大事だと思っています。

長瀬映子グラフィックデザイン事務所に勤務後、AQを共同設立。聴くことから始まる関係を大切にしており、常によい耳をもつことに努めている。映子の記事をもっと読む


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